なじょも写真倶楽部 公式ホームページ

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なじょも写真倶楽部とは

”なじょも”とは、新潟の方言で「どうぞ、いかようにも」という意味です。
今回、鉄道写真家の小竹直人先生の呼びかけによって、魚沼在住の写真愛好家を中心に魚沼の風土・只見線を愛するカメラマンが集まり、2023年12月に結成された写真倶楽部です。
会長は魚沼生粋の「星野正昭」氏で、温厚な性格で自宅が藪神駅の近くにあることから、徒歩で撮れる鉄道写真をテーマに創作活動を積極的に行なっております。一方、東京都や群馬県のメンバーも在籍しております。
当写真倶楽部は、居住地は関係なく会員を随時募集しておりますので、ご興味のあるかたは小竹先生、星野会長、あるいは下の連絡フォームよりご連絡いただければ嬉しいです、

写真家「小竹直人」先生プロデュース

小竹直人先生

1969年新潟県生まれ。1991年日本写真芸術専門学校卒業。フォトジャーナリストの樋口健二氏に師事。1990年より中国各地の蒸気機関車を取材し、2012年~2017年にかけて中朝国境から中露国境の満鉄遺構を撮影。近年は、郷里の新潟県および近県の鉄道撮影に奔走。新潟日報朝刊の連載「原初鉄路」は200回にわたり掲載され、以降も各地の鉄道を訪ね歩いている。近著に『国境鉄路~満鉄の遺産7本の橋を訪ねて~』(えにし書房) などがある。鉄道写真愛好家を対象とした「火車撮影家集団」の主宰としてグループ展の企画・運営を手がけている

会長「星野正昭」氏のご紹介

ようこそ魚沼へ、当会の会長の星野です。出身は新潟県魚沼市で薮神駅の近くに実家がございます。学生の頃は蒸気機関車に牽引された5両編成の客車で通学していた想い出があります。
時は変わり、忘れもしない新潟豪雨による2011年7月の災害で只見線が分断され、福島県の会津若松まで行けなくなってしまいました。このまま、廃線の道をたどってしまうのか、郷土が生んだ絶景の秘境路線をこのまま廃線にすることはしのびなく、魚沼側の運動として「だんだんどーも只見線元気会議」只見線利用促進の佐藤英里さん主催の「只見線なんとか会」を中心として行政に働きかけてきました。
努力は報われ、2022年10月に再全通となりました。皆様にも「只見線」の魅力をもっと知っていただきたく、ペンをカメラに変え活動しております。

星野会長

結団式

2023年12月に魚沼のお蕎麦屋さんで結団式を開きました。

左手前 小竹先生・右奥 星野会長 
女子鉄3人衆

写真展を開催するワケ

Q)先生にお聞きします。今やSNSの発達により自身の写真をネット上で簡単に披露できるようになりました。
その上で、あえて写真展を開催する理由を教えてください。

こたけ先生

良い質問ですね!
フィルム時代から写真とはプリントして完結するメディアです。いまやデジタルカメラの発達で誰でも超高精度の写真を撮ることが出来る便利な時代だからこそ、もっとプリントして展示して見せるべきと思います。

写真倶楽部の活動


星野会長が魚沼小出郷文化会館で講演会を開きます。魚沼の撮り鉄ポイントや撮影のノウハウなどを講演します。
地元目線での視点から「目から鱗」のtipsも聞き逃せませんね!

第2回なじょも倶楽部写真展@新潟日報メディアシップ

無事終わりました!

出典作の一枚

会期 2024年3月2日 (土) ~10日 (日)
会場 新潟日報メディアシップ 20F 展望フロア
住所 新潟県新潟市中央区万代3-1-1
時間 8:00〜23:00 (最終日は16:00まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料

本写真展は各メディアに紹介されております。

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/368422

第1回なじょも写真倶楽部写真展

東京・銀座のCO-CO PHOTO SALONで,なじょも写真倶楽部写真展「魚沼を駆け抜けたヨンマル」を,2023(令和5)年12月7日(木)まで開催いたしました。

佐藤英里氏撮影
佐藤尚カメラマンと小竹先生
銀座ピクトリコでの第1回写真展での一枚 あの有名な方々も来場いただきました

FAQ

1)小竹先生は北朝鮮の国境の撮影をしたり、とても怖いイメージがあります。貴会の写真展の写真に対しては先生からボロクソに言われるのでしょうか?

こたけ先生

提出された写真は良い点を見つけることが私の仕事であり、欠点を指摘することではありません。会員の皆様が全力で提出されたお写真は最大限尊重するのが私の考えです。

2)私は「撮り鉄」にあまり良いイメージを持っておりません。貴会に属することでそのようなレッテルを貼られることが心配です。

こたけ先生

確かに、「撮り鉄」のイメージはメディアの影響で地に落ちています。
ただ、魚沼の只見線の撮影に関しては「イベント列車」以外は混み合うことなく撮影に際し争いになることはありません。これは、メンバーの多くが魚沼の住民であることも一因かと思います。

3)会費は必要でしょうか、また定例会などへの参加は義務でしょうか。

こたけ先生

会費や定例会などは設けておりません。各自、参加できるときに加わっていただくことで問題はありません。むしろそのような方も歓迎いたします。

4)中年のサラーリマンです。社畜なので只見線を撮りにいけるのが年に1,2回です。それでも写真展には参加したいのですが、可能でしょうか。

こたけ先生

現在の会員の方の多くは本業があり、その制約のなか可能な範囲で写真展に参加しております。歓迎いたしますのでよろしくお願いします。

5)初心者です。有名なカメラマンの映画を拝見し、すごく感動して第一橋梁に行ってきました。そこで鉄友を作ろうとしてベテランのような方に話しかけたのですが、「電車」と言った瞬間に周りの人から嘲笑されました。意味がわかりません。貴会は電車を撮影する会ではないのでしょうか。

こたけ先生

おっしゃることはよくわかります。正確に申し上げますと、只見線は電化されておりませんので、電気で動く「電車」ではなく、軽油を燃料としたディーゼルなので「汽車」あるいは「列車」というのが的確です。
しかしながら、鉄道を撮影することとしてはなんら変わりはありませんので、当グループでは表現は正確でなくても問題としません。

6)国鉄時代からのローカル線のファンです。そもそも只見線は新潟県と福島県をつなぐ鉄道ですが、あえて新潟県だけの只見線を趣旨とする理由を教えてください。

こたけ先生

ご質問の通り只見線に新潟側、福島側の区別はございません。
今回は私が新潟県出身であることから、新潟県内で走る只見線をテーマに作画活動を考えました。その構想の中で、魚沼で個人活動してる写真家と触れ合う機会ができ、私の写真の他に魚沼の個人写真家の写真を披露することを考えました。
現在は、暗中模索の状態ではありますが、只見線を通じて魚沼の良さを表現できれば良いと考えております。

7)自分は、撮るよりも列車に乗って呑むのが好きな「呑み鉄」です。でも貴会の活動に興味を持ったのですが、「呑み鉄」ではだめでしょうか。

こたけ先生

呑み鉄の方も大歓迎です。メンバーの中には撮影より飲み会の方に気合が入っている方や、昔、ブルートレインでワンカップやバーボンを片手に乗り鉄していた方もいます。新潟のおいしい地酒もお教えいたします。

8)新潟県の貴会に属すると、福島県側の只見線を撮ることは禁止でしょうか。

こたけ先生

昭和の体育会系の部活ではありませんので、なんら問題ではありません。むしろ福島県側の只見線も撮ってきていただいて、その体験をもとに魚沼の写真に生かしてください。

9)ネットを調べても会津側の撮影地情報はたくさんあるのですが、魚沼側の撮影地(お立ち台)が全くわかりません。良い撮影地を教えていただけますでしょうか。

こたけ先生

確かに、お立ち台の少なさは痛感しております。手前味噌ですが、メンバーが地元の方から教えていただいた撮影地をまとめたHPがありますのでご紹介します。
なお、まだまだ未開拓の地ですので是非魚沼にいらっしゃりご自身の視点で開拓をお願いします。
HP:「みゅうが教える魚沼の只見線撮影ポイント

小竹先生の「撮り鉄のすすめ」

小竹先生の新潟日報のエッセー、なんと114回にわたる貴重な記事のアーカイブスです。
是非ともご覧ください。

なじょも日記

主な活動のこぼれ話やプチ飲み会、スピンアウトを投稿しております。

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広報・宴会担当
萩村 徳一
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