風の詩 純米大吟醸 無濾過生原酒 直汲み

群馬県新前橋駅前の酒屋さんで購入した一本です。なかなか気合いの入っているお店でした。さて、このお酒、、4合瓶で2000円くらいとお財布に優しいです。今年の新潟清酒検定の論文試験の題材としては最適です。ただし、利き酒には絶対でないですが。
スペックは、完璧なフルスペックで、「純米大吟醸」、「無濾過生原酒」、「直汲み」、そして他県と差別化する酒米「舞風」を使用しており、私の考える「日本酒の売り上げを上げる」ために、日本酒を敬遠スルヒトニ「まず試飲してもらう」お酒としてパーフェクトです。そして、これが2000円前後、まあよくここまで作りこんだと思います。
ただし、日本酒の入り口としては良いですが、コクもなく、味わいも無難過ぎ、この入り口を通った人が、群馬の日本酒に興味持ってくれることを期待します。ここで、強調したいのですが、日本酒は国酒でありながら、ほとんどの人に敬遠されてます。我々の世代では「先輩につぶされる飲み物」、若い人は「ライト」なお酒を求めてます。
さて、だいぶ脱線しましたが、検定試験に沿って解説します。まず、色合いは日本酒の平均的な着色、香りはバナナを感じさせる良い香りです。ただ、杯につぐと泡がたってますので、試験には出ません。味は、まず苦味が先行します。その後、「直汲み」らしい濃厚感がでます。さて、これは自身の反省をこめますが、この酒は辛口なのか、甘口なのか、の判断です。口に含むと中口、あるいはやや甘口と感じます。しかし、スペック表をみると「+4」の立派な辛口酒なのです。しかし、私は「原酒」は甘く感じてしまうため、このお酒が辛口酒とは、いまだに判断できないのです。




ラベル一覧 | |||
原料米 | 群馬県産米枷 | 使用麹 | |
精米歩合 | 50% | 酒造名 | 貴娘酒造 |
使用酵母 | 製造県 | 群馬県 | |
日本酒度 | +4 | 製造時期 | 202507 |
酸度 | 1.5 | 購入日 | 20250809 |
アミノ酸度 | 低い | 試飲日 | 20250809 |
アルコール度数 | 168 | 購入店 | 高橋与商店 |
特定名称 | 純米原酒 | 任意記載事項 | |
その他特記事項 | 発砲感強い |
利き酒 | |||
視覚に関する情報 | |||
おり | なし | さえ | |
てり | 着色 | やや | |
嗅覚に関する情報 | |||
上立ち香 | バナナを | 木香 | |
含み香 | 老香 | ||
吟醸香 | |||
味覚に関する情報 | |||
甘み | ややあり | 上品 | |
押し味 | 淡麗 | 微妙 | |
重い | すべり | ||
軽い | 軽い | 苦味 | あり |
辛み | 低い | にぎやか | |
切れ味 | 良い | 濃醇 | 薄い |
きれい | キレイ | 幅 | |
雑味 | 老ね | なし | |
酸味 | ふくらみ | ||
渋み | ぼけた | ||
まるい | 若い | 若い |